タヒボ茶の効能・効果・副作用|抗腫瘍作用は期待できるのか?

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タヒボ茶

タヒボ茶の歴史は古く、はるか1500年前に遡ることができます。古代インカ帝国の先住民たちは、この樹木の樹皮を煎じたものを健康の源、神秘の樹木茶として愛飲し、 時には金と交換されたほど貴重な宝物として珍重したといわれます。
タヒボと言う名は、古代先住民の古語で「神の恵み」や「神の光」を意味し、別名イペとも呼ばれるノウゼンカズラ科の樹木のことです。 米国地域に100種類以上存在し、そのうちブラジルに自生しているものは咲く花の色から黄、白、紫の3種類に大別されています。 黄色い花を咲かせるものはブラジルの国の木にもなっています。人間に対しては赤紫色の花を咲かせるタベブイア・アベラネダエが有用性が高いとされ、 その内部樹皮を煎じた樹木茶を「タヒボ茶」「イペ茶」などと呼ばれ親しまれてきました。
タヒボ茶が日本で知られるようになったのはおおよそ20年ほど前からです。

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タヒボ茶の成分

タヒボ茶には様々な有効成分が含まれています。

その中でも特に抗癌作用の有効成分としてNFD(ナフト・フラン・ディオン)が知られています。 これは癌細胞だけを選択的に攻撃し・死滅させ、人体への影響がなく、副作用もないと言われている成分なのです。

NFD(ナフト・フラン・ディオン)は「発ガンプロモーション阻害剤」・「抗癌剤」として1997年に特許が得られている機能性食品でもあります。

また、タヒボ茶にはイノシトールが含まれています。この成分は糖尿病や肝臓機能の向上に効果的です。
ただし、イノシトールをタンパク質と一緒に摂るとその効果が半減してしまいますので食事と一緒にイノシトールを摂るのはおすすめできません。また、イノシトールは、肝臓で糖質が脂肪に変わるのを阻害する作用があるので、甘いものと一緒に飲むことでダイエットや内臓脂肪減少の効果が得られる可能性があります。

さらにタヒボ茶には他に鉄、ビタミンB6、B12、葉酸、ペチジンなども含まれています。

タヒボ茶葉栄養成分表(100g中)

成分名 含有量 成分名 含有量 成分名 含有量
水分 5.1g タンパク質 3.5g 脂質 0.8g
炭水化物 82.2g 無水カフェイン 0.0mg リン 38.3mg
カルシウム 4.2g カリウム 2.7mg マグネシウム 81.1mg
0.513mg 亜鉛 0.615mg マンガン 6.73mg
ニッケル 0.028mg アルミニウム 11.8mg ビタミンB6 6.1mg
ビタミンB12 25mcg ナイアシン 0.95mg イノイトール 106mg
バントテン酸 0.14mg

※上記は一例であり、製品により異なります。

有効成分NFD(ナフト・フラン・ディオン)は発ガンプロモーション阻害剤・抗癌剤

NFDというのは、紫イペ(タヒボ)のアベラネダエ種に含まれるキノンの一種、ナフトキノン(naphthoquinone)のことで、このナフトキノン系の物質を [NFD(ナフト・フラン・ディオン,naft fran dion)]と言い、タヒボNFDと言う名称となっています。 このナフトキノン系の物質にガンを抑制する作用があり、その抗ガン活性はラパコールの1,000倍以上あったことが研究により発見され、現在注目の健康茶となっています。
また、「NFD」は、科学的に特定地域に生育する樹齢30年以上のタベブイア・アベラネダエ(Tabebuia avellanedae Lor.ex.Gris)の内部樹皮にのみ含まれていることが、確認されており、 「NFD」は、日本(日本物質特許第2669762号)、米国(米国物質特許第5663197号)、中国(中国物質特許第93116259.9号)、台湾(台湾物質特許第092054号)において、 『物質特許』を取得している「NFD」を含む、100%天然樹木茶です。

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タヒボ茶の効能・効果

タヒボ茶には数々の効能が認められています。

  • 殺菌作用や抗酸化、抗癌、抗炎症、抗ウイルス、鎮痛、利尿、解毒作用
  • 免疫機能改善、強壮強精、粘膜改善、内分泌改善、腎機能改善、造血促進、貧血抑制、老化防止、抗ストレス作用

等が主な効能とされています。

タヒボ茶の効果

タヒボ茶には前立腺癌、結腸癌、白血病、子宮癌、肺癌、悪性リンパ腫など種々の癌、アトピー性皮膚炎、花粉症、腎炎、リウマチ、糖尿病、喘息、貧血などに効果のあることが確認されています。
一度煮出したタヒボ茶を浸したガーゼやパックをアトピー性皮膚炎での湿疹やかゆみのある患部に当てておくと症状を軽減する効果があるようです。

※上記はその効果を保証するものではありません。また、個人差があります。

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タヒボ茶の飲み方

一日量の目安はおおよそ1リットル程度とされています。
タヒボ茶は、1リットルの水にタヒボを5g入れ、沸騰したら弱火で30分ほど煮詰めます。

※上記は一例です。市販品の場合は説明書に従ってください。

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タヒボ茶ご利用上の注意

  • タヒボ茶を大量に飲用した場合に、まれに軽い下痢、軟便等の症状が起こることが考えられまが、現在のところ重篤な副作用は報告されていないようです。
  • 人工透析を施されている方は水分制限がありますので、タヒボ茶の量を調節しなければなりません。
  • タヒボ茶の含有成分NFDに「発ガンプロモーション阻害剤」、「抗癌剤」として特許を取得して以来、数多くの類似品が出回るようになったようです。 タヒボの類似品として、紫イペやパウデアルコなどの名称の製品が流通しています。その一部には、副作用のあるラバコール(悪心・嘔吐・食欲不振・出血傾向がある) を含んでいる物もあるようなので、購入にはしっかりとした保証付きのタヒボ茶を購入するようにしましょう。
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