プーアール茶

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プーアール茶とは、緑茶にコウジ菌を付けて後で発酵させたお茶で、後発酵茶と呼ばれる黒茶の代表的な種類です。
大部分のお茶の発酵度は、製造過程で決まるのですが、プーアール茶は、後発酵のお茶に分類されています。プーアール茶は、 中国雲南省で生産されている“青緑茶(ディエンチンルーチャ)”(※ 1)を原料として、“渥堆(ウオデゥイ)”(※2)という特別な工程を通して作られます。 プーアール茶の渥堆という工程は、茶葉に麹菌を付着させ、水を噴きつけたあとに蒸し暑い場所に保管することで酸化発酵を促進させます。 日本における味噌を作る工程とよく似ています。この工程を経ることによって、黒や黒褐色のプーアール茶の茶葉が出来上がります。
プーアール茶は、独特の香りとコクのある味わいが特徴で、日本では重合カテキンとして紹介されています。重合カテキンとは茶葉を発酵する過程で生成される成分で、 発酵の度合いが高いお茶ほど多く含まれていて、脂肪分解効果が高く大変注目をあびている」成分です。
プーアール茶は脂肪の吸収を抑えるので、食事中に飲むと体への負担を軽くすることができます。

※1 青緑茶・・・ディエンチンルーチャと読み、緑茶の種類の一つです。
※2 渥 堆・・・ウオデゥイと読み、麹菌を付着させ、水をまき高温多湿の場所で発酵を促すという工程のこと。

プーアール茶(一例)
プーアール茶(一例)

プーアール茶は、独特の味や香りなど個性の強い中国茶で、カビ茶といわれることもります。緑茶を麹菌で半年から1年、2年と深く発酵させて作る黒茶の代表的なお茶。 プーアール茶は、茶葉を長く寝かせるほど味がまろやかになるといわれ、古いものほど価格も高くなります。
プーアール茶は、”体を温めるお茶”に分類されています。体を温めるとは、”体を内側から温める”という意味です。 緑茶やウーロン茶は、台湾では“体を冷やすお茶”に分類されており、飲んだ感じも若干刺激性を伴い、空腹時や低血圧の人に中には体調を崩してしまう人もいるでしょう。 その点、プーアール茶は、どんな時にどんな人が飲んでも問題なく、保存もとても簡単です。プーアール茶は、緑茶のように保存期限が短く、時間を置きすぎるとすぐに渋みが強くなり味も落ちていく、 ということはありません。このように。プーアール茶が広まったのは、健康茶として注目されたことはもちろんですが、長期間保存しても変化しない品質と、 高い効能・効果によるところも大きいといわれます。

プーアール茶の成分

プーアール茶の成分にはカテキン等の茶フェノールが含まれていません。それはプーアール茶の製作過程の中に“渥堆”という特殊な工程があり、それにより、 茶葉に多く含まれているフェノール類を、主に微生物の転化反応と酸化反応化により、多糖類に転化させているためです。

プーアル(茶雲南沱茶)の成分分析表

成分名 含有量 成分名 含有量 成分名 含有量
タンパク質 22.8g 繊維 11.4g 脂質 0.3g
灰分 6.7g 糖質 38.6g ビタミンC 12mg

※上記は一例であり、製品により異なります。

プーアル茶(雲南沱茶)の成分分析表(アミノ酸系)

成分名 含有量 成分名 含有量 成分名 含有量
イソロイシン 790mg ヒスチジン 320mg ロイシン 1300mg
アルギニン 790mg リジン 740mg アラニン 870mg
メチオニン 140mg アスパラギン酸 1200mg シスチン 80mg
グルタミン酸 1600mg フェニルアラニン 800mg グリシン 890mg
チロシン 530mg フロリン 750mg スレオニン 670mg
セリン 730mg パリン 1000mg

※上記は一例であり、製品により異なります。

プーアール茶の効能

プーアール茶には摂取した脂肪分を体が吸収する前に体外に排出する作用があります。それゆえ痩身及び健康効果が認められ、通称「ダイエット茶」ともで呼ばれているようです。 また消化促進効果もあり、油っこい料理との相性が非常にいいので、中華料理などにおすすめです。 = 現代人の肥満は、油分を多量に摂取したことによる場合がほとんどですから、長期間プーアール茶茶を飲み続ければ、肥満で頭を悩ますこともなくなるでしょう。 夜更かしをすることが多い人のほとんどは、生活のリズムが不規則な為、便秘になりやすい体質になっています。こういった症状にプーアール茶は効果を発揮し、 体の循環を正常に戻すことで、自分自身を美しく変えることができるということで、下記のような効果があるようです。

  • コレステロールの低下・中性脂肪の低下・消化促進・脂質代謝促進・二日酔い

※上記はその効果を保証するものではありません。また、個人差があります。

プーアール茶の偽物に注意

市販されているプーアール茶の中にはこういった健康効果を発揮しないプーアール茶もあります。それは雲南省で作られたものではなく、ベトナムまたはタイなどで作られた模倣品だからです。 包装や名前は同じように見えますが、お茶の品種はまったく別のものです。
雲南省のプーアール茶はオリジナルの樹から作られるもので、改良された他の樹とはDNAそのものが違います。台湾や日本でもプーアール茶を作る実験をしたことがありますが、 すべて失敗に終わっています。オリジナル以外の樹から作られた茶葉では樹の品種が違うため、麹菌が生存することができなかったのが失敗の原因です。渥堆をしても、 本物のプーアール茶のように、寝かせるほどに香り高くなることはなく、反対に渋みを増し、旨味も薄く変化します。 本来の中国雲南省のプーアール茶とは全く異なりますので購入する場合には特別注意が必要です。

プーアール茶の飲み方

  1. 1煎目は洗茶します。
    プーアール茶独特の工程上、ホコリや雑菌がつくため茶葉に湯を注いで(100℃くらい)、 5〜10秒ほど蒸らしたらそのまま捨ててしまいます。
  2. 2煎目から飲みます。
    沸騰したお湯を注ぎ、約1分ほど蒸らします。プーアール茶は少量の茶葉でも本当に良く出るのでかなり飲めます。3煎目以降はどんどん蒸らす時間を延ばします。

そのほかに、プーアール茶は直接陶器や鉄製のやかんで煮出すこともできます。
お湯は高温の方がよく、沸騰したお湯を使うのが最も適しています。
また夏や蒸し暑い天気の時には、冷蔵庫で冷やしたプーアール茶に液体の砂糖や蜂蜜、氷を加えたり、菊の花を加えてお召し上がりいただくと、 個性的な飲み口で、 熱くても冷やしてもそれぞれに特色がありおいしく飲めます。

※上記は一例です。市販品の場合は説明書に従ってください。

プーアール茶ご利用上の注意

プーアール茶にはカフェイン含まれていますが、その量は緑茶の半分程度ですので、妊娠中の妊婦の方や、子供でも副作用なく安心して飲むことができますが、 プーアール茶にカフェインが少ないといっても、飲みすぎには注意するようにして下さい。

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