グアバ茶の効能・効果

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グァバ茶とは、東南アジアや熱帯アメリカ原産の常緑樹であるグァバというトモモ科の植物の葉を乾燥させて煎じて作る健康茶のことです。
グァバ茶の原料、グァバは、学名を“Pusidium guava L.”といい、フトモモ科バンジロウ属に属する植物で、沖縄でも“バンシルー”と呼ばれ親しまれてきました。
原産地は熱帯アメリカで、沖縄には台湾経由で導入されたという報告もあります。琉球王朝時代の17世紀には、すでに沖縄にグァバの木があったという記録が残されています。 グァバの果実はトロピカルフルーツとして有名で、グァバジュースにすると非常に甘くておいしいものです。
昔から沖縄の人たちは、利尿や、糖尿病予防目的でグァバの葉を煎じて利用してきました。しかし、グァバの葉にはえぐみや渋みがあることから日常的に摂取することは困難でした。 近年、様々な研究機関においてグアバの葉の効用・効果についての研究が実施され、非常に有用であることが解明されてきています。グアバの効用としては、 “抗酸化活性・抗肥満活性(血糖値上昇抑制効果、脂肪酸遊離抑制効果)・抗アレルギー効果・美白効果等、非常に多岐にわたる機能性を有しています。 特に血糖値上昇抑制効果が着目されています。このように、グアバという植物は、果実だけでなく、葉も非常に有用なものなのです。

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グァバ茶の成分

グアバ茶の有効成分はダイエットに有効

グァバは果実としても大変おいしいですが葉っぱに含まれるクエン酸、シュウ酸、乳酸、リンゴ酸、ギ酸、ビタミンA、ビタミンC、タンニンで、他に脂肪油、精油、揮発油、樹油、 ビタミンB群、インスリン様成分や芳香族化合物などの有効成分がダイエットに有効であるとして、グァバ茶として人気です。

グァバ茶の成分表(乾物100g中のmg%)

成分名 含有量 成分名 含有量
8.7~18.5 ナトリウム 132.5~263.3
マグネシウム 186.7~259.7 カリウム 1129~1647
リン 327.0~729.5 カルシウム 136.4~257.9
ビタミンC 11.4~33.3 タンニン 6172~10257
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グァバ茶の効能

様々な効能があるグァバ茶ですが、注目されている効能をみてみましょう。グァバの葉にはタンニンが多く豊富に含まれており、血圧の上昇を抑制する働きがあるとされ、 高血圧や糖尿病予防などに効果があるとされています。 また、アレルギー性皮膚炎などにも効果が期待できます。主な効能を以下にまとめました。

  • アレルギー性鼻炎、アレルギー性皮膚炎、糖尿病予防
  • 疲労回復、美肌効果、口内炎、高血圧
  • 免疫力強化、抗酸化作用

グァバ茶の血糖値抑制作用

グァバ茶に含まれるグァバ葉ポリフェノールという成分が糖を分解してブドウ糖にする酵素の働きを抑制します。 このことから血糖値上昇が抑えられて、糖尿病の予防に効果あると言われています。

グァバ茶の血液サラサラ効果

グァバ茶に含まれるポリフェノールの一種であるタンニンには、体の中の活性酸素を取り除いて血液をサラサラにする効果があります。 しかも、グァバ茶はアレルギー反応の原因であるヒスタミンやロイコトルエンをブロックアウトする作用もありますので、 花粉症などのアレルギーに対する効果があると言われ、グァバ茶には大きな期待が寄せられています。

グァバ茶のダイエット効果

グァバ茶に含まれるグァバ葉ポリフェノールは、消化酵素アミラーゼの働きを抑制し、糖分が体内に吸収されるのを抑える働きがあります。 食べたものがブドウ糖にかわらなければ吸収されないのでグァバ葉を用いたグァバ茶にはダイエット効果が期待できます。 また、ブドウ糖が作られないことで血糖値の上昇もおさえられます。このため、グァバ茶は糖尿病患者にも良いといわれています。
その他に、グァバ茶はビタミンA、B、C、Eやカリウム、食物繊維など美容によい成分も含んでいます。グァバのとり方としては、グァバの葉を乾燥して作られたグァバ茶が一般的です。 普段、飲んでいるお茶をグァバ茶に変えたり食事の時にグァバ茶を飲むようにすればよいと思います。このグァバ茶ダイエットはご飯やパン、麺類など炭水化物を食べ過ぎる方に向いています。

※上記はその効果を保証するものではありません。また、個人差があります。

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グァバ茶の飲み方

グァバ茶の美味しい作り方(入れ方)を紹介しましょう。
グァバ茶はフルーティーな味ではないと言われます。ほうじ茶のような感じで、ほのかな香りと甘みがあるといわれ、グァバ茶は優しい味のようです。

健康茶グァバ茶の作り方

  1. やかんに2.5リットルの水を入れます。
  2. グァバ茶5gを加え、火にかけます。
  3. 沸騰したら中火にして、アクを取りながら10分くらい煮立てます。
  4. 少し濃い目に色が出たら、グァバ茶の飲み頃です。

グァバ茶は、あまり長い間沸騰させていると渋みが出て美味しくなくなるので、気をつけて下さい。グァバ茶は、夏にはアイスで、冬にはホットで楽しめます。
最近では、グァバ茶はちょっと大きいお茶の専門店でなら、意外とよく見かける程一般的になりました。100%グァバ茶だけでなく、ほかのお茶とブレンドされている物も売られています。 好みに合わせてグァバ茶もいろいろと選べるようになりました。楽しみながらグァバ茶を選ぶのもいいですね。

※上記は一例です。市販品の場合は説明書に従ってください。

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グァバ茶ご利用上の注意

※グァバ茶には流産の危険があるので妊婦の方は飲用を控えてください。
※グァバ茶はタンニンが多く、鉄の吸収を阻害するので、鉄剤を服用中の
   貧血の人は飲用を控えてください。

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