お茶の抗ガン作用

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ガンとひとくちに言っても、たくさんの種類のガンが体のさまざまな箇所にできたりもします。しかし、体のある部分にガンができて、徐々に周りの正常な組織を浸食しガン化させていくという、基本的な症状は変わりません。

お茶の抗ガン作用は、近年になって盛んに研究されているテーマです。その成果として、ガンに効果があると注目されたのは、緑茶のタンニンに含まれるEGCG(マイナス・エピカロカテキンガーレート)という物質でした。

過去に、インターフェロンという抗ガン剤が注目されたことがありましたが、このインターフェロンは期待に反し、人に投与できる量の1,000倍の量を使って、ガン発生を半減させることができる程度の効果しか得られませんでした。

それに対し、このEGCGは、やや濃いめのお茶に含まれる程度の、しかも0.005%という微量で、ガンの発生率を3分の1に減らせる効果があることがわかったのです。

こうした動物実験の段階で、肺ガン、皮膚ガン、胃ガン、十二指腸ガンのいずれにも効果的であることが確認されています。

ガン細胞の増殖も抑える

ガンのメカニズムには、ガンの発生(発ガン)とガンの増殖の2つのステップがあります。お茶のタンニンには、発ガンを予防する効果があることはすでに記載しましたが、さらに発生してしまったガンの増殖を抑える働きも明らかになっています。

ガンの増殖とは、発生したガン細胞が、周囲の正常な細胞の遺伝子(DNA)を変質させ、異常な細胞(ガン細胞)を際限なく増やしていくことです。

遺伝子は細胞の核に存在して、細胞個々の整腸や働きに関する情報が記録されている重要な部分です。ガンがやっかいな病気であるという所以は、自分自身の細胞が止めどなく変質していってしまうからなのです。

お茶の抗ガン作用

お茶の中に、細胞の遺伝子を傷つける変異原物質の働きを浴せいぶす成分が含まれていることがわかっています。それは、今までに何度も出てきたお茶の渋み成分、茶カテキン(タンニン)のことなのです。このタンニンに、ガン細胞の増殖抑止効果があるということです。

現在までに、お茶に関するさまざまな研究が行われ、その結果からお茶には発ガン予防とガン細胞の増殖抑止作用の二つの働きを持つことがはっきりしたわけです。

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